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民泊の清掃会社が知っている宿泊稼働率アップのヒントとは?

こちらの記事は、2018年9月8日に初稿したものになります。
当時の記事が移行されており、当時と現時点でのタイムラグがございますことを予めご承知おきください。

ホストの皆さんは、稼働率アップのための施策をしているでしょうか?

民泊新法により物件数は減少したとはいえ、数ある競合物件から自分のお部屋を選んでもらうには、
ちょっとした工夫も必要です。宿泊したゲストがいいレビューを書いてくださるには、快適な宿泊体験が大切です。

今回は、私ども清掃会社が知っている稼働率アップに繋がるヒントをご紹介しましょう。

目次

排出ゴミから見える訪日外国人のお気に入り

年々増加している外国人観光客ですが、国別から見てみると中国・韓国・台湾からの訪日が多いですね。
私どもが清掃にお伺いするのは、チェックアウトした後なので、
宿泊したゲストさまにお会いするということは、ほとんどありませんが、全体的にアジア圏のゲストさまが多いと感じます。

それは何で知るのかといえば、排出ゴミです。

(大きな声では言えませんが)ゲストの皆さまがマナー良く、ゴミ箱に捨てているとは限りません。
ゴミ袋片手に室内に散らばった商品のパッケージやレシートなどのゴミを次々放り込んでいくなかで
「今回は◯◯から来たゲストさまだったのね」等と知るわけです。

消費は、爆買いから日用品や体験にシフト

2.3年前は「爆買い」という言葉が流行るほど、チェックアウトした部屋のなかはたくさんのゴミが多く残されていました。

高級ブランドやアパレルブランドのショップバッグや箱、
アニメフィギアのパッケージなどのオタクアイテム、水筒で人気のTHERMOSの箱、
天井に届きそうなほどの靴の空箱(主にスニーカー)など、まさに爆買い!という状態でした。

しかし、ここ数年はドラッグストアなどの日用品の商品パッケージや
アクティビティを体験なさったであろうパンフレットなどを目にするようになりました。

マスメディアでトピックが上がるように、「物より体験」にシフトしていったのでしょうか。
消費がショッピングからアクティビティに移行していったので、
これまでの爆買いや高級品を購入している様子は見受けることが少なくなりました。

また、中国人・韓国人ゲストがお気に入りの商品は、脚や目の疲労を緩和する商品が目立ちます。
歩き回って、疲れた脚や目を癒すもの。
ドラッグストアが訪日需要で年々業績が上向いているというのも頷けます。

その他にも、民泊室内でコンビニのおにぎりやカップラーメンを食べたであろう様子。
また、アジア圏のゲストは、外食よりも室内で食事をしている様子が見て取れます。
逆に欧米のゲストさまの場合は、室内で朝食を済ませるようですが、それ以外は外食が好まれるようです。

外食もラグジュアリーな飲食店よりは、赤ちょうちんのやきとり屋や居酒屋さんが好まれるようです。
バラエティーに富んだメニュー展開ですし、
居酒屋の庶民的でフレンドリーな雰囲気やノスタルジーな店内は、訪日外国人から見ると新鮮なんでしょうね。

ちょっとした「おもてなし」で稼働率アップに繋げる

民泊清掃を請けおっていると、たくさんの民泊物件に訪問します。

インテリアコンセプトや「アニメ」や「和風」を設定したお部屋以外は、
プラットフォームサイトでご覧になっても解るかと思いますが、同じような家具や什器が設えてありますね。
主に、IKEAとか二トリがリーズナブルでデザインもオシャレなので人気ですね。

一度宿泊したゲストがファンになり、何度も宿泊リピートしているというスーパーホストの皆さんは、お金を掛けなくても、ちょっとしたおもてなしや工夫がとても上手だと感じます。

手書きのメッセージカードや日本を感じさせる和菓子、駄菓子を置いておくなど。

その他にも、猛暑続きの日本にいらっしゃったときでしたら、
100円ショップで売っている扇子もパタパタと手軽に涼しくなることができて嬉しいですね。

稼働率アップのヒントを民泊清掃会社に訊いてみよう!

民泊清掃会社や清掃を担当するスタッフは、数々の部屋に接しています。
どんなものを置いたらいいか?どんなお部屋にしたらいいか?などのご相談やアイデアは、
民泊清掃会社に訊ねてみるといいですね。清掃以外にもヒントを持っているかと思います!

お掃除のお困りごとは、クオリーにお任せください。

初稿:2018年9月8日
更新:2018年9月30日

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この記事を書いた人

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