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頑固な油汚れや皮脂汚れは酸素系漂白剤で掃除しよう!手間なくすっきり落とすコツ

こちらの記事は、2019年8月14日に初稿したものになります。当時の記事が移行されており、当時と現時点でのタイムラグがございますことを予めご承知おきください。

毎日掃除していても汚れは蓄積し、だんだん落としにくくなっていきます。
いつの間にか頑固になり、普段の洗剤では落ちなくなってしまった、なんてことありますよね?

そんなしつこい汚れに効果的なのが、粉末の酸素系漂白剤。
人気の『オキシクリーン』も、じつは酸素系漂白剤のひとつなんです。

今回は酸素系漂白剤の使い方や、掃除につかうときのコツ、注意点などについて詳しく開設しましょう。

目次

酸素系漂白剤とは?使い方のポイント

酸素系漂白剤はアルカリ剤である「過炭酸ナトリウム」のこと。油汚れや皮脂汚れなど酸性の性質を持つ汚れを中和して落とすはたらきを持ちます。

セスキ炭酸ソーダもおなじアルカリ剤ですが、酸素系漂白剤の方が洗浄力が上。そのため、掃除にかかる時間も短くすみます。塩素系漂白剤ほどの強い漂白力はありませんが、日常的な汚れが積み重なった程度であれば、酸素系漂白剤で十分に対応可能です。

使い方のポイントはお湯。
40〜50℃前後のお湯で溶かして使うことで、もっとも汚れ落ちの効果が高くなります。水温が低すぎたり高すぎたりすると、汚れがうまく落とせないため注意しましょう。

酸素系漂白剤を使った上手な掃除方法

つづいて、酸素系漂白剤を使って頑固な汚れを上手に落とす方法を解説しましょう。

■浴槽やバスグッズのザラザラ・ぬるぬるに

落ちにくい浴槽のざらざらや、洗面器・バスチェアなどのぬるぬるは、入浴後の残り湯と酸素系漂白剤を使ってつけおき掃除するのがおすすめです。

まだ温かい残り湯の中に100gほどの酸素系漂白剤を入れ、その中に洗面器やバスチェア、お風呂のおもちゃなどを浸けるだけ。湯温が下がりにくいようふたをして、2時間ほど放置しておけばツルツルになります。残った汚れも軽くこするだけで、するっと落とせますよ。

■キッチンの油汚れに

換気扇やコンロの五徳などは、酸素系漂白剤とゴミ袋を使ってつけおき掃除するのがおすすめ。頑固な油汚れもゴシゴシこすらずにきれいにできます。

  1. シンクの中で大きめのゴミ袋を二重にし、洗いたい部品を入れる
  2. 部品がしっかり浸かるくらいのお湯(40〜50℃)を注ぐ
  3. 酸素系漂白剤を1/2〜1カップほどまんべんなく入れる
  4. ゴミ袋の口を軽く結んで2時間ほど放置しておく
  5. 歯ブラシやたわしなどを使って細かい部分の汚れを落とす
  6. 取り出して水でしっかりすすぐ

■洗濯槽の黒カビに

洗濯槽の裏に潜む黒カビや石鹸カスは、酸素系漂白剤を使えば驚くほど汚れが浮き出てきます。
洗濯槽に最大水位までお湯を入れ、500gほどの酸素系漂白剤を溶かしてしばらく放置するだけ。2〜3時間放置し(汚れがひどい場合は一晩)、汚れを網ですくってからいつも通り洗濯機をまわしましょう。

■湯のみの頑固な茶渋に

頑固な茶渋や器の汚れも酸素系漂白剤を使って、ゴシゴシこすらずに簡単に落とせます。手が届きにくい水筒の奥の汚れにも効果的。

湯のみや水筒にお湯を入れ、酸素系漂白剤をスプーン1〜2杯ほど溶かして放置するだけでOK。しゅわしゅわとした泡が汚れを剥がして落とします。

酸素系漂白剤を使うときの注意点

さまざまな汚れに活躍する酸素系漂白剤ですが、使用する際には次の2点に注意しましょう。

1.肌が弱い人は手袋をつけて扱う

酸素系漂白剤はタンパク質を溶かす性質があり、肌が弱い方は肌荒れの原因となることも。使用の際には、炊事用の手袋をはめて掃除することをおすすめします。

2.長時間つけおきしすぎない

酸素系漂白剤は強い洗浄力や漂白力があるため、長時間のつけおきは材質を傷めてしまうおそれも。たいていの場合、2時間ほどのつけおきで十分きれいになるため、汚れの様子を見ながら使用しましょう。

まとめ

酸素系漂白剤は、頑固で落ちにくい汚れに強い効果を発揮するため、家庭に常備しておきたい洗剤のひとつです。上手に使えば、面倒な頑固汚れの掃除をぐっとラクにする頼もしい存在。ぜひ活用して、家中をすっきりきれいにしてくださいね。

お読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

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