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住まいのカビ対策!上手な予防策と生えてしまったときの対処法とは?

こちらの記事は、2019年7月7日に初稿したものになります。当時の記事が移行されており、当時と現時点でのタイムラグがございますことを予めご承知おきください。

じめじめとした梅雨時期に気になる住まいのカビ。
リビングや寝室などでもカビが生える条件が揃えば、またたく間にその根を広げていきます。

カビは不衛生な見た目や嫌なにおいの原因となるだけでなく、
健康を害するおそれもあり、あらかじめカビが生えにくい環境を作ることが大事です。
もしカビが発生した場合にも、できるだけ早く対処しましょう。

今回は住まいのカビ対策について詳しく解説します。

目次

住まいのカビは放っておくと危険!

カビは胞子を空気中に撒き散らしています。

しかし、カビの胞子は私たちの目には見えず、気づかないうちに体内に入り込み、
アレルギーやアトピーなどの原因となる場合もあるため、注意が必要です。

さらに、カビは住まいの建材に定着すると、建物の劣化の原因となることもあります。
住まいのカビは放っておくと、家族や建物にも悪影響を与えてしまうため、予防と早めの対処を心がけましょう。

住まいのカビ対策、ポイントは「湿気」と「栄養」

カビが発生する条件はおもに湿気・気温・栄養です。

しかし気温を常にコントロールすることはなかなか難しいため、
湿気と栄養をカビに与えないよう心がけることが重要です。
そのためには次のような点に注意しましょう。

1.風通しをよくする

梅雨どきは空気がこもりがちなため、できるだけ窓を開けて、住まい全体に風を通して湿度を下げましょう。
部屋だけでなく押入れやクローゼット、シンク下なども同じ。扉を開けて、換気をおこなうことが重要です。

しかし、雨の日に窓を開けるのは逆効果。
外の湿気を部屋の中に招き入れることになってしまいます。

梅雨の晴れ間を見つけて、住まい全体に風を通しましょう。

2.除湿機や除湿アイテムを活用する

除湿機やエアコンのドライ機能、サーキュレーター、除湿剤などは、雨の日に湿気をコントロールするのに役立ちます。
上手に使って部屋の湿度を調整しましょう。

梅雨時期には部屋の湿度は80%を超えることも多く、カビにとって最適な環境に。
カビは湿度が下がると活動が弱まるため、40〜60%の湿度を保つのがポイントです。


3.こまめに掃除をする

カビはホコリや人間のアカなどを栄養源として繁殖するため、こまめに掃除することも重要です。
また、拭き残した洗剤もカビのエサに! 掃除の後は、しっかりと拭き取るようにしましょう。

それでも生えてしまったカビの対処法

しっかりと対策していても、カビが生えてしまうこともあります。

カビの胞子は目に見えず、私たちがカビを発見したときは、すでにある程度成長が進んでいる状態。
そのため、カビを見つけたら、できるだけ早めに徹底対処することが重要です。

■消毒用エタノールでサッと対処

住まいのカビには消毒用エタノールスプレーが活躍します。

不要な布にスプレーし、カビ部分を拭き取りましょう。
その後、直接カビ部分にエタノールスプレーを吹き付け、今度はきれいな布で拭き上げればOKです。

ただし、消毒用エタノールスプレーには漂白作用がなく、カビの色素が残ってしまうこともある点を承知しておきましょう。

■カビ取り剤で徹底対処

塩素系漂白剤を使えば、カビを死滅させ、残ったカビの色素もしっかりと漂白できます。
浴室や洗面所、キッチンなどの水回りは泡タイプの塩素系漂白剤が便利です。

パッキンや壁などに生えたカビは、ジェルタイプの塩素系漂白剤を使うのがおすすめ。
ただし、漆喰や布クロスの壁には使えないので注意してくださいね。

また、色落ちしないか目立たない場所で試してから使いましょう。

まとめ

カビは住まいや家族の健康を害するおそれがあり、予防や早めの対処が重要です。
まずは除湿とこまめな掃除を心がけ、カビの生えにくい環境を整えましょう。

もし生えてしまったら、できるだけ早く対処することも大切。
上手にカビ対策をおこない、清潔で気持ちのよい住まいを保ちたいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。

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