皆さん、こんにちは。
連休いかがお過ごしでしょうか、イワサキマミです。(@MediaQualie)
民泊を運営するにあたり、清潔なベッドリネンはマストですね。
ゲスト満足に繋がるファブリック類を高温滅菌処理しているリネンサプライを利用しているという民泊清掃業者も増えています。リネンサプライはアイロンプレスもかかっていて、清潔というメリットがあるのですが、一般的な家庭用ベッドリネンと違い、布地に厚みがあって、しっかりしている分、重さがあります。
今回ご紹介するベッドメイキング方法は、私自身がリネンの重さで肩を痛めてしまった経験があり、身体の負担を軽減しながらカバーリングができる方法はないかな?と思って、考えた方法です。もちろん、クオリーの清掃スタッフ研修で取り入れているので実用性もバッチリです!
それでは、簡単キレイなベッドメイキングのコツをお伝えしましょう!
まずは自己流ベッドメイキングをご覧ください。
まず、こちらの画像をご覧ください。
リネンサプライの製品ではありますが、コツを会得しておらず、自己流でベッドメイキングした状態です。コンフォートカバーと呼ばれる掛布団カバーは厚みと重さがあるので、布団の四つ角もズレていて見た目にもシワシワで清潔感はありません。
それでは、簡単キレイにカバーリングするコツにいきましょう!
順序としては、下記の順番で進みます。
1.マットレスシーツ
2.ピロケース
3.コンフォートカバー
マットレス用フラットシーツのカバーリング

カバーリングし易いように、ヘッドボード側のマットレス2辺を5cm程、手前に引きましょう。(下図)フラットシーツは、センターに折り目があるので、マットレスの真ん中になるように合わせます。ヘッドボード側2辺(①・②)のシーツをマットレスとボトムにしっかり挟み込みます。

①・②の2辺がしっかり挟まれたら、丁寧に③・④側に少しずつ引っ張りながらシワを伸ばしていきます。同じ要領でマットレスとボトムに挟み込みます。この部分の包みがキレイに整うと気持ちいいですね。

仕上げに④の部分の余ったシーツを丁寧に整えて折り込んで完了です。
ピロケースのカバーリング
枕にピロケースをカバーリングするにも効率的でキレイにする方法があります。
右手で枕を縦半分に折り、先端から10cm程度の箇所を持ちます。左手に持ったピロケースの口から奥まで枕を入れて、掴んでいた右手の枕先端から入れた枕をパッと開きます。あとは形を整えるだけで、簡単キレイにカバーリングができます。

掛布団用コンフォートカバーのカバーリング
私どもクオリーでは研修時「クルリンパする」と教えていますが、コンフォートカバーは裏返しの状態でカバーリングします。
まず、下準備として掛布団の端角2辺をベッドに広げておきます。裏返しの状態で内側(表側)の奥2点に手を入れて掴んでおきます。その状態で広げておいた掛布団の端角2点を掴んで、クルッとひっくり返すようにコンフォートカバーを掛けるようにします。
あとは、辺にあたる部分の布団とコンフォートカバーをしっかり合わせて、振りながら整えていきます。コンフォートカバーを表の状態でカバーリングするより時間効率も良いですし、身体の負担も軽減されます。ちなみに、クオリーが利用しているコンフォートカバーは裏表がないので、更に効率良くカバーリングができるのです。

おわりに
枕側の辺にあたる部分をきっちりと整えてから、全体的にシワを引きながら伸ばすと、見た目もキレイにベッドメイキングが完成します。ポイントを押さえることで、身体の負担も軽減されて、美しいベッドメイキングをすることができます。
ベッドは面積が広いぶん、室内に入ってきたゲストの目に止まりやすい箇所でもあります。旅の疲れを癒やすベッドをキレイに整えて、ゲストをお出迎えしてくださいね。
初稿:2018年8月27日
更新:2018年10月7日